「万物理論」読了

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万物理論
万物理論
万物理論 創元SF文庫 
グレッグ・イーガン (著), 山岸 真 (翻訳)
 読了しました。
 以下、「万物理論」および「宇宙消失」のネタバレを含みます。


 人間原理(人間宇宙論)がこの小説のキーワード。
 結末には「よかったわね、碇シンジ君」(from 新世紀エヴァンゲリオン)とか言いたくなったりしましたが、キーワードが人間原理なので大風呂敷をきれいに畳んだともいえましょう。
 人間原理は「宇宙消失」でも登場しており、そっちのほうが個人的には衝撃的でした。というより笑えました。脳内に波動関数を収束させる器官があり、それをソフトウェアで制御するという発想がすばらしかったです。
 「万物理論」は社会的な言及に注目したいところが多々ありました。
 <以下、「万物理論」P215・216より引用>


国家主義者たち――政治的なのも文化的なのも――は自分の国の代弁者だと主張することで、自分が“代表している”人々からいともたやすく権利を奪いとれる

<中略>

代表していると偽ったひと握りの連中が、単にそう自称しているというだけの理由で、つねに不当すぎる大きな力をふるうのだ。


<引用おわり>
 これ、鋭すぎると思いました。


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